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YouTube収益化への難易度はジャンルで決まる!3つの理由を詳しく説明

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・これからYouTubeを始めたい。
・収益化しやすいジャンルってあるの?
・頑張ってるけど、チャンネルが伸びない。

こんな悩みはありませんか?

2024年3月の時点で、YouTubeの広告収益を得るためにはチャンネル登録者数1,000人と過去365日の総再生時間が4,000時間必要です。

2025年には日本人でYouTubeを利用しているユーザー数が9,762万人になると言われています。YouTubeのホーム画面に表示される動画の再生数も多いので、YouTubeの収益化は容易だと感じている人もいるでしょう。

しかし、YouTubeのチャンネルが収益化できている人は全体の15%から20%と言われているので、大半の人は収益化ができていないのが現実です。

結論から言うと、収益化へのチャンネル設計の難易度はジャンルで全く異なります。なぜなら、ジャンルによって潜在的な視聴者数に大きな差があるからです。

伸びやすいチャンネルは以下の3つの条件を満たしているコンテンツに特化させたチャンネルです。

「制作者(あなた)の意図」と「視聴者が欲しい情報」と「ライバルがいない(少ない)」を兼ね備えている。

しかし、伸びやすいだけでは収益化がしやすいとは言えません。収益化がしやすいジャンルは、3つの条件にプラスして、長尺動画を制作できるかどうかもポイントです。

YouTubeはジャンルを間違えると本当に収益化が難しいです。

この記事は、収益化ができずに新しいジャンルへの変更を検討している人や、これから初めてYouTubeチャンネルを作成しようと考えている人に向けて、なぜジャンルで収益化への難易度が変わるのかを詳しく説明します。

また、収益化しやすいジャンルの探し方も紹介しますので、YouTubeで収益が欲しいと思っている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

ジャンルで収益化への難易度が変わる3つの理由

視聴者の検索ボリュームで変わる

動画広告で収益を得るためには、YouTubeパートナープログラムへの参加が必要です。参加条件の1つに「チャンネル登録者数1,000人」があります。

当たり前ですが、最低でも1,000人以上の視聴者が興味を持つジャンルのチャンネルを作らなれば収益化は一生できません。

検索ボリュームとは、YouTubeで検索された回数の事でキーワードの市場規模を測る指標です。検索ボリュームが大きいキーワードで上位に表示されることができれば、多くの視聴者に動画を見てもらえる確率が高まります。

必ずしも「再生回数の多い動画=チャンネル登録者数大」には繋がりませんが、再生回数が稼げるジャンル選びがとても重要になります。

また、ジャンルを絞るほど検索ボリュームは小さくなります。具体的には下記のように「観光」というビッグキーワードから単語を追加していきましょう。3単語以上を一般的にロングテールキーワードと言います。

・観光(検索ボリューム大)
・観光、国(検索ボリューム中)
・観光、国、自転車(検索ボリューム小)

視聴者に人気のあるジャンルでも絞り過ぎてしまうとニッチな視聴者にしか需要が無いチャンネルになってしまうので注意が必要です。

ライバルの多さで変わる

2007年に日本でYouTubeのサービスが開始してから15年が過ぎました。そのため、ライバルのいない独り勝ちできるジャンルを見つけることは非常に困難です。

しかし、ジャンルによってライバルの数にはバラツキがあります。ライバルの多い代表的なジャンルは「エンタメ」、「ゲーム実況」、「アニメ・マンガ考察」です。

検索ボリュームはキーワードに依存するため、ライバルの強弱はありますが、再生回数はライバルとの奪い合いになります。

検索ボリュームと同様にジャンルを絞るとライバルは少なくなります。YouTubeや動画編集を始めたばかりの人はジャンルを絞ってライバルの少ないジャンルを選んだ方が、収益化の難易度が下がります。

また、ライバルが多い場合にもメリットはあります。それは、ライバルの動画の関連動画に表示される可能性が高まるため、便乗して視聴される可能性が上がるからです。

チャンネルが育ってきて、ライバルより検索上位に表示させることができれば、検索ボリュームが大きいほど再生回数やチャンネル登録者数の獲得が期待できます。

制作できる動画の長さで変わる

YouTubeは視聴者に長時間YouTubeを利用してほしいと思っているため、長尺動画を好んで評価する傾向があります。

YouTubeから評価されると、検索上位になるだけではなく、おすすめ動画や関連動画に表示される機会が増えるので、収益化への難易度が下がります。

しかし、ジャンルによっては長尺動画が作れない場合もありますよね。例えば、「歌ってみた」や「踊ってみた」系は5分弱の動画が多いです。

逆に、エンタメ系や解説動画は長尺動画を制作しやすいジャンルだと言えます。

ただし、いくら長尺動画がYouTubeに好まれると言っても、一番大切なのは視聴者にとって有益な動画であることです。視聴者がすぐに離脱してしまう動画はYouTubeから評価されないので注意しましょう。

収益化しやすいジャンルの探し方

YouTubeで収益化を目的とした場合、「好きなジャンル」を選ぶのではなく「収益化しやすいジャンル」を選ぶことが最も重要です。

まずは「収益化しやすいジャンル」のリサーチを行い、そのジャンルで継続して動画を制作できるかの検討をしましょう。YouTubeで早く収益化をしようとした場合、短い期間で動画を公開していくことが大切です。

それでは、具体的な手順を紹介します。

STEP1-検索ボリュームを調査

検索ボリュームを調査するためのツールは沢山ありますが、YouTubeの検索ボリュームの調査はahrefsが便利です。ahresは登録不要で無料で検索ボリュームを調査できるサイトです。

ahrefsのキーワードツール
引用元:https://ahrefs.com/ja/youtube-keyword-tool

ahrefsはYouTubeに絞った検索ボリュームを調べることができます。使い方はキーワードを入力して「キーワードを探す」をクリックするだけです。

例えば、「東京観光」と入力して検索ボリュームを確認すると以下の画像のように月間検索ボリュームを確認することができます。

ahrefsで東京観光と検索した結果を表示
引用元:https://ahrefs.com/ja/youtube-keyword-tool

ahrefsの優れた点は他の国で検索されているキーワードの検索ボリュームを調べることができることです。

事前に翻訳サイトで「日本 観光」を韓国語に翻訳しておく必要があります。検索対象を韓国に変更して検索した結果は以下の画像になります。

ahrefsで日本観光を韓国語で調べた結果を表示
引用元:https://ahrefs.com/ja/youtube-keyword-tool

東京観光と日本観光と違いはありますが、言語と検索国を変更することで、視聴者からの需要が変わることがわかります。

2024年3月時点で世界のYouTubeの利用者数は1位がインド、2位がアメリカです。実は日本はYouTube視聴者全体の5%しかいません。

日本人には当たり前で需要が無いジャンルでも、海外に需要があるジャンルは沢山あります。近年、ChatGPT、GeminiなどのAIや「音読さん」などの音声読み上げソフトも充実しています。

日本国内にこだわらず、沢山のキーワードで検索してみましょう。

STEP2-ライバルの調査

ジャンルが決まったら、次はライバルの調査を行います。ライバルの調査はYouTubeを使って行います。

調べ方は簡単です。ahresで調べたキーワードをYouTubeで検索します。初めはビッグキーワードから確認しましょう。

例えば、「観光」で検索した結果は以下のようになります。

youtubeの検索結果画面
引用元:https://www.youtube.com/

次に検索窓の右側にあるフィルタをクリックして赤丸のようにチェックをしましょう。

YouTube検索結果画面のフィルター
引用元:https://www.youtube.com/

実際に同じように「観光」で調べてもらうとわかりますが、2024年3月の時点ではスーツ旅行さんとMomoka Japanさんで上位が独占されており、50動画程度確認したところ全ての動画の再生回数が50万回以上でした。

「観光」というビッグキーワードではライバルが強すぎるジャンルということになります。もし、「観光」というキーワードで収益を得ようと思ったら、検索上位に表示されているチャンネルの詳細を確認しましょう。スーツ旅行さんのチャンネルをチェックします。

スーツ旅行さんは2018年7月にチャンネルを開設し、今日までに622本の動画を公開しています。そして最近は週に1~2回の頻度で動画を公開しています。今からこのジャンルに参入するのは収益化が難しいので、ジャンルを絞る必要があります。

次に、「Apex legends 初心者 立ち回り」で同様にライバルを調べてみます。検索結果を確認すると、1位の再生回数は18万回です。そして、再生回数5位のチャンネルの再生回数は5万回前後です。そして、再生回数10位になると、5,000回まで下がります。

ゲーム実況系のチャンネルは動画だけではなくライブでもチャンネル登録者を稼ぐことができるので一概には言えませんが、トレンドのゲーム1つに絞れば検索ボリュームも大きく、収益化の可能性は高いです。

ただし、ゲームは流行り廃りが激しいので常に検索ボリュームを注視して、視聴者から需要があるか確認する必要があります。

STEP3-チャンネルを継続できるか確認

リサーチの末、お宝ジャンルを発見できたとしても、動画を継続して公開できなければ収益化は難しいです。なぜなら、チャンネルを開設した初期はYouTubeがどんなチャンネルかわからないため、視聴者のおすすめ動画や関連動画に表示される可能性が低いからです。

また、視聴者はチャンネルのジャンルに興味があって、次の動画を期待するからチャンネル登録をします。そのため、動画の更新頻度が悪いと視聴者のチャンネル離脱が起こり、収益化が遠のきます。

チャンネル開設初期は週に2~3本の動画を公開するのが良いと言われています。なぜなら、YouTubeが早くチャンネルの情報を蓄積することができるからです。

週に2~3本の動画が公開できないようなジャンルの場合は、他のジャンルを探しましょう。

まとめ

いかがでしたか。

YouTubeで収益化への難易度はジャンルで決まる理由を3つ紹介しました。

ジャンルで収益化への難易度が変わる3つの理由
  • 視聴者の検索ボリュームで変わる
  • ライバルの多さで変わる
  • 制作できる動画の長さで変わる

「制作者(あなた)の意図」と「視聴者が欲しい情報」と「ライバルがいない(少ない)」を兼ね備えている長尺動画を制作できるかどうかが収益化の分岐点です。

ジャンル選びは検索ボリュームとライバルの多さのバランスがとても大切です。

この記事を読んで、あなたのチャンネルが収益化に近づくことを心から願います。

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