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【保存版】副業YouTubeの始め方!初心者が収益化するまでのロードマップ

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2018年、働き方改革や人生100年時代への突入などを背景に、厚生労働省が副業・兼業を促進するようになってから、5年以上が経過しました。

この記事を書いている2024年9月の時点で、企業・個人含めて多くの人がYouTubeに参入しているため、これからYouTubeデビューを検討している人の中には「出遅れた!」、「まだ間に合う?」と思っている人は多いです。

確かに日本国内において現在のYouTube市場は、ほぼ全てのジャンルで飽和状態にあり、競合チャンネルと視聴者の視聴時間を奪い合っているのは事実です。

しかし、「YouTubeに今から参入してももう稼げないのか?」というと、全くそんな事はありません。

今からYouTubeに参入してもまだ稼げるという根拠は以下です。

  • 日本のYouTubeアクティブユーザーは増加傾向にある
  • VRや動画生成AIなどの新しいジャンルが生まれる
  • YouTubeを運営しているGoogleが新しいサービスを増やす可能性が高い

この記事は、これから副業でYouTubeを始めたいと思った18歳以上の人に向けて、YouTubeチャンネル運営の知識が無くても収益化できるように、できるだけ簡単に説明します。

常に最新の情報をお届けできるように、定期的に記事の更新を行っています。YouTubeのチャンネル運営で行き詰まったり悩んだ時は、何度も読み返してもらえると、新たな発見や問題解決に役立つはずです。

ぜひこの記事をブックマークに登録してみてくださいね。

目次

YouTubeを始める前に確認しておきたいポイント

副業YouTuberってどれくらい稼げるの?

2022年4月10日にファストマーケティングが行った「YouTuberに関する実態調査」によると、YouTuberの平均月収は5,000~10,000円未満が最多で全体の49.4%を占めています。次いで、10,000~50,000円未満が25.6%です。

運営するチャンネルのジャンルにもよりますが、安定して月に50,000円以上の収益を得ようとすると、チャンネル登録者数10,000人以上が一つの目安と言えます。

もちろん、動画広告以外の収益方法もあるため、アイディア次第では少ないチャンネル登録者数でも安定して収益を得ることができます。

YouTubeで収益を得るための条件

YouTubeはYouTubeパートナープログラム(YPP)を利用することで、初めて収益化機能を使うことが可能です。

ここでは、YouTubeパートナープログラム(YPP)で動画広告収入を得るための条件を紹介します。YouTubeヘルプに詳細が記載されていますので、併せて確認すると理解が深まります。

18歳以上であること

YouTubeから動画広告収入などの収益を受け取るためには、YouTube向けAdSenseアカウントが必要です。AdSenseに申し込むためにはGoogleアカウントに登録する必要があり、18歳以上という年齢制限があります。

この記事は副業でYouTubeを始めようと思っている人に向けているので、18歳未満の人は少ないと思いますが注意しましょう。

YouTubeパートナープログラム(YPP)への参加条件

1. チャンネル登録者数が 1,000 人以上、かつ有効な公開動画の総再生時間が直近の 12 か月間で 4,000 時間以上である。または
2. チャンネル登録者数が 1,000 人以上、かつ有効な公開ショート動画の視聴回数が直近の 90 日間で 1,000 万回以上である。

引用元:YouTubeヘルプ

一般的にはYouTubeで収益化をする時、チャンネル登録者数1,000人の達成が一番困難だと言われています。なぜなら、YouTubeチャンネル開設初期は動画本数も少なく、YouTube利用者への露出が少ないからです。

YouTubeのアルゴリズムにチャンネルの情報が登録されるまでは、驚くほどチャンネル登録者数は増えていきません。そのため、途中でYouTubeの運営を諦めてしまう人も多いです。

正しい方法で動画投稿を続けていけば、自然とチャンネル登録者数は増えていきます。モチベーションを下げずにチャンネルの運営をしていくことが収益化成功へのカギになります。

YouTubeのガイドラインを遵守している

YouTubeパートナープログラムに参加するためには、YouTubeのコミュニティガイドライン、著作権ポリシー、および広告に関する規定を厳守することが求められます。

これには、暴力的または不適切なコンテンツの配信を避けること、他者の著作権を侵害しないこと、そして広告に適したコンテンツを作成することが含まれます。ガイドライン違反があると、収益化の資格が剥奪される可能性があるため、細心の注意が必要です。

副業YouTuberが知っておきたい確定申告とは

YouTubeからの収益も金額によっては確定申告が必要です。動画広告などのGoogle AdSenseからの収入だけではなく、グッズの販売や、YouTubeで集客してセミナーを開いた場合の収入など、本業の給与所得以外の全てから得た収入が対象です。

1月1日から12月31日までの収入から経費を引くことで所得が決定し、その所得に所得税が課せられます。会社員が副業でYouTubeから収益を得る場合、一般的に雑所得になります。

確定申告が必要になる条件は以下です。

  • 副業全体の所得が20万円を超えた場合

また、会社に副業をしていることをバレたくない人もいますよね。申告書第二表の「住民税の徴収方法」で「自分で納付」にチェックを入れると、副業所得に係る住民税の納付書が自宅に届くようになるため有効な手段です。

YouTubeを始めようとしている人の中には、収益が20万円に近付いてから確定申告の準備をすれば良いと思っている人も多いのですが、その考えは危険です。なぜなら、YouTubeは急にチャンネル登録者数や再生回数が増えて、20万円以上の収益を一瞬で超えてしまう時があるからです。

2度書きますが、所得は1月1日から12月31日までの収入から経費を引いた金額です。12月に収入を得た場合でも、その年の1月の経費も引くことが可能です。

そのため、YouTubeを始めた瞬間から収支の記録を取りましょう。手書きやExcel、スプレッドシートを使っても良いのですが、下記バナーの弥生白色申告オンラインのように無料で使える確定申告ソフトもあるので、動画制作に時間をかけるために、時短できるものは活用しましょう。

収益発生まで半年から1年は必要

有名人などの例外を除き、一般人がYouTubeで収益を発生させるまでに半年から1年かかります。なぜなら、YouTubeパートナープログラムの参加条件を満たすための動画本数が足りないからです。

YouTubeのアルゴリズムは、動画の視聴時間やエンゲージメント(いいね、コメント、シェアなど)を評価基準としています。これらの指標が高い動画は、より多くの視聴者に推薦されますが、最初はアルゴリズムに認識されるまでに時間がかかることがあります。

一般的にチャンネル登録者数や総再生時間の条件を満たすためは30~40本の動画を投稿する必要があると言われています。例えば、週に1本の動画を投稿した場合、動画を30本投稿するのにかかる期間は7か月かかります。

ジャンルにもよりますが、副業で週に1本の動画を投稿することは慣れるまで結構ハードルが高いです。とはいえ、時間が無いからと言って質の低い動画を量産しても視聴者のエンゲージメントは得られないので注意が必要です。

YouTubeの始め方(動画公開までの流れ)

STEP-1:企画書の作成

YouTubeのチャンネルを運営する前には、必ずチャンネル企画書を作成しましょう。なぜなら、開設したチャンネルで収益を得ることが可能か、事前に把握することができるからです。

また、最初に企画書を作成しておくことで、今後の計画書としても活用できます。ここでは、具体的に企画書に何を書けば良いのか、6つのポイントを深掘りして説明します。

ポイント1:目標設定

具体的には、YouTubeを活用した副業で月収いくら稼ぎたいかどうかの設定をしましょう。なぜなら、得たい月収によってチャンネルの運営方針が変わるからです。

少しスピリチュアル的な話になってしまいますが、「引き寄せの法則」をご存じでしょうか。「引き寄せの法則」を簡単に説明すると、「思っている事が現実になる」です。相当怪しいですが、あながち間違いではないというところがミソです。

例えば、YouTubeで毎月50,000円の収益を得たいと毎朝願っていると、目標が達成できるように自然と試行錯誤することが習慣化します。

話が逸れましたが、目標を達成するために常に行動することが大切です。

ポイント2:チャンネルのテーマを決める

具体的には、運営するチャンネルのジャンルを決めることです。YouTubeで成功させるためには、ジャンルの選定が必要不可欠です。なぜなら、ジャンルを固定ことで視聴者のニーズと期待に一貫して応えやすくなるからです。

特定のジャンルに特化することで、視聴者がどのような内容を期待できるかを明確に伝えることができ、興味のある視聴者が繰り返し訪れるようになります。

また、YouTubeのアルゴリズムは、チャンネルのテーマや視聴者の関心を認識し、関連する視聴者にコンテンツを推薦しやすくなります。このように、ジャンルを特化することでチャンネルの成長が加速する可能性が高まります。

チャンネルのジャンルを決める時に、一緒に視聴者のターゲットを決めましょう。YouTubeで目標を立てた収益を得るためには、選んだジャンルの市場規模が重要になります。

「チャンネルのジャンル × 視聴者のターゲット = 市場規模」

市場規模が大きくなるとそれだけ競合も増えますし、市場規模が小さすぎると収益化が難しくなります。

ジャンルを決めたら、実際にYouTubeで検索してみましょう。上位表示された競合チャンネルのチャンネル登録者数を複数確認することで、選んだジャンルの最大市場規模がある程度わかります。

ポイント3:どうやって目標を達成させるか

ポイント1で立てた目標を達成するための方法を考えましょう。YouTubeを活用した収益化の方法は動画広告以外にもライブ配信での投げ銭(スーパーチャット)や物販、有料セミナーの開催など沢山あります。

まずはYouTubeパートナープログラムへ参加する条件を目指しますが、その後の収益化の方法をあらかじめ検討しておくと、制作する動画の構成を考えるときに便利です。

収益方法に動画広告や物販だけを考える場合、ゆっくり解説やずんだもん動画のように顔出し無しジャンルでも問題ありません。パソコン1台あれば動画を制作することができるため、コスト面でも優れています。

対して、ライブ配信の場合はあなた自身やアバターを登場させる必要もありますし、固定ファンの獲得のため、例えば「毎週土曜20時から配信」のように時間的な制限が発生します。

ポイント4:競合に勝てるのか

YouTubeを開始する際、競合に勝てるかどうか事前に検討することは重要です。

特に収益化を目指す場合、競合分析を行うことで自分のチャンネルがどのような差別化を図れるか、また市場においてどのようなニーズがあるのかを把握できます。

競合が強いジャンルであっても、独自の視点やコンテンツを提供できれば成功の可能性は十分あります。競合の強みや弱点を理解し、自分の強みを活かす戦略を立てることが、収益化の早道です。

ポイント5:実現可能か確認する

本業が毎日定時間労働の場合は副業に割ける時間の把握が容易ですが、残業や出張、休日出勤など本業の労働時間に波がある人も沢山いますよね。

選んだジャンルや収益方法によっては、動画1本を完成させるまでの時間や必要な機材が異なります。

また、より早く収益を得たい場合には投稿頻度も重要です。

チャンネルを作成する前に、YouTubeの運営に無理が無いかどうか確認しましょう。収益が出る前に本業に支障を来すのは本末転倒です。

ポイント6:継続可能か確認する

最後にチャンネル運営が継続できるか確認しましょう。YouTubeで収益を得るまでには、半年から1年ぐらいかかることを考慮しましょう。副業にYouTubeを選んだ人の中には、収益化する前に挫折してしまう人が多いです。

また、YouTubeの運営は継続できるけど、途中でジャンルを大幅に変更しなければならない可能性もゼロではありません。例えば、スポーツジャンルを運営していたけど怪我をしてしまったり、車のジャンルを運営していたけど、車を乗り換えてしまったりする場合もあります。

YouTubeで安定した収益を得るためには、チャンネルの継続が必要不可欠です。ニッチ過ぎるジャンルを選んでいる場合は、特に注意が必要です。

STEP-2:チャンネル作成

YouTubeチャンネルはGoogleアカウントのみで作成することができます。

1.パソコンまたはモバイルサイトで YouTube にログインします。
2.プロフィール写真  次へ [チャンネルを作成] をクリックします。
3.チャンネルを作成するよう促すメッセージが表示されます。
4.詳細情報(Google アカウントの名前と写真)を確認し、チャンネルの作成を確定します。

引用元:YouTubeヘルプ

動画を投稿する前にチャンネルの設定をしましょう。

  • チャンネル名
  • チャンネルアート
  • プロフィール写真
  • チャンネル概要欄

事前に設定をしておくことで、動画を投稿したあとでチャンネルに訪れた視聴者に対して「どんなチャンネル」かどうか効果的に伝えることができます。

STEP-3:動画制作準備

もちろん撮影用機材を準備することは大切ですが、まだ機材を何も持っていない場合は必要最低限から始めてみましょう。カメラもスマートフォンで代用できます。

動画撮影を続けていく中で、必要になった機材を揃えていけば、無駄な出費を抑えることができます。

YouTubeで収益化を見越した動画を制作する時に一番大切なことは、視聴者ニーズに応える動画を制作できるかどうかということです。

視聴者のニーズに応えた動画を制作するためには、ニーズのリサーチと選定したキーワードにあった台本作りが必要不可欠です。

視聴者のニーズをリサーチするための一般的な方法は以下のようなものがあります。

視聴者ニーズをリサーチする6つの方法

1:YouTube検索バーの活用

YouTubeの検索バーにキーワードを入力すると、関連する検索候補が表示されます。これにより、視聴者が実際にどのような情報を求めているかを把握できます。

2:競合分析

同じジャンルの人気チャンネルや動画を調査し、どのようなコンテンツが高い再生回数やエンゲージメントを得ているかを分析します。コメント欄を見て、視聴者の反応や要望を把握するのも有効です。

3:SNSやフォーラムの活用

TwitterやRedditなどのSNS、または関連フォーラムでのディスカッションを観察し、視聴者がどのような疑問や興味を持っているかをリサーチします。

4:Googleトレンドの利用

Googleトレンドを使って、特定のキーワードの人気度や関連するトピックを調べることができます。これにより、トレンドに合ったコンテンツを計画できます。

5:アンケートの実施

視聴者に直接アンケートを行い、どのようなテーマや内容に興味があるかを尋ねる方法です。これにより、視聴者のニーズを具体的に把握できます。

6:キーワードツールの活用

さまざまなキーワードツール(例:Ubersuggest、Ahrefsなど)を使用して、関連するキーワードの検索ボリュームや競争率を調べ、最適なキーワードを見つけます。

視聴者ニーズに応えたキーワードが見つかったら、動画の制作を始める前にキーワードに適した動画が制作できるかどうか、事前に台本を作りましょう。台本を作ることで、様々なメリットを得ることができます。

事前に台本を作る8つのメリット

1:コンテンツの一貫性を保てる

台本を作成することで、動画の構成や内容に一貫性を持たせることができます。話が散らばらず、視聴者に分かりやすく、見やすい動画を作ることが可能です。

一貫性のある内容は、視聴者が動画のテーマをしっかりと理解しやすく、満足度を高めます。

2:撮影・編集が効率的になる

台本があれば、必要なシーンや撮影順が明確になり、撮影に無駄がなくなります。また、編集の際にも、どのシーンをどの順番で使用するかが事前に分かっているため、時間を大幅に短縮できます。

不要なカットや追加撮影を防ぎ、制作の効率化が図れます。

3:視聴者へのメッセージを明確に伝えられる

台本を使うことで、視聴者に伝えたいメッセージを効果的に整理できます。キーポイントや重要な情報を見逃すことなく盛り込むことができ、視聴者に価値を提供する動画になります。

また、内容をしっかり計画することで、説得力のある構成や論理的な展開が可能です。

4:視聴者のエンゲージメントを高める

台本には、視聴者にアクションを促すタイミングやポイントを計画的に組み込むことができます。

例えば、適切なタイミングで「高評価」や「チャンネル登録」を促したり、次の動画へ誘導することで、エンゲージメントを高められます。

5:失敗や撮り直しを減らせる

台本があると、話す内容や構成が明確になるため、撮影中の失敗や迷いが少なくなります。

これにより、撮り直しの回数を減らすことができ、時間と労力を節約できます。特に初心者にとっては、スムーズな撮影が可能になります。

6:SEO対策に有利

台本を作る際に、リサーチしたキーワードを意識して組み込むことで、動画内でも自然にSEO対策を行えます。

タイトルや説明欄だけでなく、動画中の会話にキーワードを入れることで、YouTubeのアルゴリズムに評価されやすくなり、検索結果での上位表示が期待できます。

7:視覚的・聴覚的要素の計画がしやすい

台本を作ると、どの場面でテキストや画像、効果音、BGMを使うべきかを事前に計画できるため、視聴者の視覚・聴覚に訴える効果的な演出が可能です。

これにより、よりプロフェッショナルで魅力的な動画を制作できます。

8:時間管理がしやすくなる

動画の長さをあらかじめ計算できるため、不要に長くなったり、逆に短すぎるということを防ぐことができます。視聴者が飽きずに最後まで見てもらえる適切な長さを計画することで、視聴時間の最適化にもつながります。

台本を作る時に注意すべき8つのポイント

視聴者にとって有益であるか否かは台本に左右されます。はじめは競合チャンネルの動画を参考にすると台本を作るコツが掴めます。

YouTubeの動画用脚本を作る際に注意すべきポイントはいくつかあります。視聴者を引きつけ、最後まで視聴してもらうために、以下の点に気をつけましょう。

1:導入部分で視聴者を引き込む

動画の最初の10~15秒は特に重要です。視聴者の興味を引くフック(動画の要点、解決策、期待感)を用意し、視聴を続けたくなる理由を明示しましょう。

例えば「この動画では〇〇を解説します。最後まで見ることで△△が理解できます。」など、動画の価値を早い段階で伝えます。

2:キーワードを自然に織り込む

事前にリサーチしたキーワードを、視聴者に違和感なく脚本の中に取り入れましょう。タイトルや動画の説明だけでなく、動画内の台詞でもキーワードを意識して使うことで、視聴者に内容を明確に伝え、SEO効果も高められます。

3:シンプルで分かりやすい構成

動画はシンプルかつ論理的な流れに従い、視聴者が容易に内容を理解できるようにしましょう。

複雑な内容や長すぎる説明は避け、ポイントを短くまとめることが重要です。ポイントごとに章立てをすることで視聴者がついてきやすくなります。

4:視覚効果と音声のバランス

脚本では、視覚的要素(図、テキスト、画像)と音声のバランスを考慮します。何を視覚で見せ、何を音声で説明するのかを計画することで、視聴者の理解を深められます。

重要なポイントは画面にテキストで表示するなど、視覚と聴覚を連動させる工夫が効果的です。

5:視聴者のアクションを促す

動画の中で、視聴者に何をしてほしいのか(コメント、チャンネル登録、別の動画の視聴など)を明確に伝える「CTA(Call To Action)」を盛り込みましょう。適切なタイミングで、自然な形で促すことが重要です。

6:テンポを意識する

ダラダラとした説明は避け、テンポ良く進めることで視聴者が飽きずに最後まで見続けられます。適度に場面転換や話題を変えるなど、テンポを意識して構成を工夫しましょう。

7:感情やユーモアを取り入れる

視聴者が共感できる感情やユーモアを取り入れることで、より親近感のある動画に仕上がります。過度にならないように注意しつつ、適度に感情を交えたトーンで伝えると、視聴者の心に響きやすくなります。

8:締めくくりで印象を残す

最後に、視聴者に印象を残すまとめや、次の動画に誘導する内容を盛り込みます。

「次の動画もチェックしてください」や「この内容が役に立ったら高評価をお願いします」など、視聴者との今後の関係を促進する形で締めくくりましょう。

STEP-4:動画制作

作成した台本を基に動画の撮影と編集を行います。動画のジャンルによっては、撮影時にサムネイル用の画像を別で撮影しておくと、視聴者の目を惹くサムネイルを作成が作りやすくなる場合があります。

どんなに台本を作りこんでも、撮影している最中に新しいアイディアが思い浮かぶ時があると思います。アイディアが浮かんだときは、撮影して動画に残しておきましょう。

動画を編集する前にもう一度台本を見直すことで、より良い台本になる可能性があります。

動画編集ソフトは無料で使えるものから有料のものまで沢山あります。もちろん有料ソフトはできることは多いですが、無料ソフトでもYouTube用動画の制作に十分な機能が備わっています。

編集が終わったらYouTubeに投稿可能な状態にエンコードしましょう。YouTubeはアスペクト比16:9で1080p(1920×1080)の動画が多いです。

動画編集は具体的に次のような作業を行います。

1:カットとトリミング

不要なシーンや間違ったシーンを削除したり、シーンの長さを調整することで、視聴者にとって見やすい動画を作成できます。重要な部分だけを強調し、流れをスムーズにすることができます。

2:トランジションの追加

シーンとシーンの間に、フェードイン・フェードアウトやスライドなどのエフェクトを追加して、動画全体の流れをより自然にしたり、視覚的に楽しませることができます。

3:テキストや字幕の挿入

テキストや字幕を追加して、視聴者に分かりやすくメッセージを伝えることができます。特に解説動画や教育動画では、重要な情報をテキストで強調することが効果的です。

また、字幕を追加することで、視聴者層を広げることも可能です。

4:BGMや効果音の追加

動画に音楽を追加して、雰囲気を盛り上げたり、視聴者の感情を引き込むことができます。また、効果音を使って特定のアクションやシーンを強調することもできます。適切なBGMや効果音は動画のクオリティを大きく向上させます。

5:カラー補正とフィルター

動画全体の色調や明るさを調整することで、動画の雰囲気を変えたり、プロフェッショナルな仕上がりにすることが可能です。フィルターを使って、映像に特定のスタイルやムードを追加することもよく行われます。

6:アニメーションやグラフィックの追加

ロゴのアニメーション、グラフィックオーバーレイ、タイトルシークエンスなどを追加することで、動画に動きや視覚的な魅力を加えられます。これにより、動画がよりプロフェッショナルに見え、視聴者を引きつけやすくなります。

7:スローモーションやタイムラプス

動画の速度を調整して、スローモーションやタイムラプス(早送り)の効果を作成できます。これにより、特定のシーンを強調したり、長いプロセスを短く見せたりすることができます。

8:ピクチャーインピクチャー

画面の一部に別の動画や画像を表示する「ピクチャーインピクチャー」機能を使って、同時に複数の情報を視聴者に伝えることができます。例えば、解説者の顔を表示しながら、プレゼン資料やゲーム画面を見せることができます。

9:音声編集

動画の音声を調整したり、雑音を除去したり、ナレーションを追加することが可能です。音声のバランスを整えることで、視聴者が聞きやすい動画になります。音楽や効果音と対話の音量を調整することも含まれます。

10:クロマキー合成

グリーンスクリーンを使って、背景を好きな映像や画像に差し替えることができます。これにより、現実にはない場所にいるように見せることができたり、背景をよりクリエイティブに演出することが可能です。

11:画面分割(マルチスクリーン)

画面を複数に分けて、同時に異なる映像を表示することができます。複数の角度から撮影された映像や、異なる場面を一緒に見せたい場合に効果的です。

12:タイトルやエンドロールの作成

動画の冒頭やエンディングにタイトルやエンドロールを追加することで、より完成度の高い動画になります。タイトルは動画のテーマを明確に伝え、エンドロールは製作チームや使用した素材のクレジットを表示できます。

STEP-5:動画公開設定

YouTubeで動画を公開する前に、以下の設定や準備を行うことができます。これらの設定は、視聴者のエンゲージメントを高め、検索エンジンでの表示を最適化するために重要です。

タイトルの設定

動画の内容をわかりやすく、かつ魅力的に表現したタイトルを設定します。キーワードを含めることで検索されやすくなります。

動画説明欄

動画の内容を説明するテキストを入力します。ここには、視聴者に伝えたい詳細情報やリンク、関連動画、ハッシュタグなどを含めることができます。

サムネイルの設定

動画の静止画像であるサムネイルを設定します。視聴者の目を引くカスタムサムネイルを用意することでクリック率を向上させます。

タグの設定

動画の内容に関連するキーワードをタグとして設定します。これにより、検索結果や関連動画に表示されやすくなります。

プレイリストの追加

動画を関連するプレイリストに追加することで、視聴者が複数の動画を連続して視聴する機会を増やせます。

公開設定の選択

動画の公開方法を「公開」「限定公開」「非公開」から選択します。

年齢制限の設定

動画の内容が年齢制限に該当する場合は、視聴者の年齢制限を設定します。

字幕の追加

字幕を追加してより多くの視聴者に動画を楽しんでもらえるようにします。例えば、日本語で会話をしている動画も外国語の字幕を追加することで海外の視聴者を取込める可能性もありますし、視聴者が音を出せない状況にある時にも動画の内容が伝わります。

また、SEOにも効果的です。

エンドスクリーンとカードの設定

動画の最後に表示されるエンドスクリーンや、動画中に表示されるカードを設定し、他の動画への誘導やチャンネル登録を促します。

コメントの管理設定

コメントの許可や承認制、スパムフィルターなど、コメントに関する設定を行います。

STEP-6:動画公開

全ての準備が整ったら、動画をYouTubeに投稿しましょう。

動画を公開した後は、SNSやブログでのプロモーションを行い、視聴者に広めましょう。また、YouTubeのアナリティクス機能を活用して、視聴者の反応や動画のパフォーマンスを分析します。

ただし、不特定多数に拡散してしまうSNSは注意が必要です。なぜなら、チャンネルのジャンルに興味のない人にも拡散してしまうからです。動画に興味のない人が興味本位で動画を視聴して、すぐに離脱してしまうと、動画の視聴維持率が下がります。

YouTubeアルゴリズムは視聴維持率の低い動画は視聴者にとって価値のない動画と判断してしまい、動画の評価が下がる結果となってしまいます。

詳しくは次の記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。

これにより、次回のコンテンツ改善に役立てることができます。注意点として、公開後のプロモーションを怠ると、せっかくの動画が埋もれてしまう可能性があるため、積極的にプロモーション活動を行うことが重要です。

まずはコンスタントに動画を投稿できるよう習慣付けることが大切です。次にチャンネル登録者数100人を目指しましょう。次の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ一緒にご覧になって頂ければと思います。

YouTubeで収益を最大化するための5つのヒント

YouTubeでの収益化を成功させ、収益を最大化するためには、効果的なコンテンツ制作、プロモーション、コラボレーション、視聴者とのエンゲージメントなど、戦略的なアプローチが不可欠です。

ここでは、YouTubeの収益を最大化するための5つのヒントをご紹介します。

ヒント1:エンゲージメントを高めるコンテンツを作成する

視聴者を惹きつける質の高いコンテンツを制作することは、視聴回数を増やし、エンゲージメントを高めるための基本です。視覚的に魅力的で、メッセージが明確な動画を作成することが重要です。

また、視聴者の興味を引き続けるために、冒頭の数秒でインパクトを与える内容にすることがポイントです。

さらに、定期的に動画を投稿することで、視聴者との信頼関係を築き、チャンネルの成長を促進します。例えば、毎週決まった曜日や時間に動画をアップロードするスケジュールを守ることで、視聴者があなたのコンテンツを待ち望むようになります。

また、BGMや効果音にAI生成ツールを活用することで、よりプロフェッショナルな印象を与えることができます。

ヒント2:ソーシャルメディアや他のプラットフォームでチャンネルを宣伝する

YouTube以外のソーシャルメディアプラットフォームを活用して、チャンネルの露出を増やすことができます。

Facebook、Twitter、Instagram、LinkedInなどのSNSで動画をシェアすることで、より多くの視聴者にリーチすることが可能です。

さらに、メールリストを構築することで、YouTubeのアルゴリズムに依存せずに、視聴者に直接動画を通知することができます。

メールマーケティングは、エンゲージメントを維持するための強力なツールとなり、特にYouTubeアルゴリズムの変更による影響を受けにくくなります。

メールリストの構築には、リードマグネット(例:無料のPDFガイドや限定動画)を活用すると効果的です。

また、同じジャンルのインフルエンサーや他のYouTuberとコラボレーションすることで、互いのフォロワーにリーチし、新しい視聴者を獲得するチャンスを広げることができます。

ヒント3:他のYouTuberやブランドとコラボレーションする

他のYouTuberやブランドとのコラボレーションは、チャンネルの認知度を高め、信頼を築くために有効な戦略です。特に同じニッチ分野のクリエイターとのコラボレーションは、お互いのファンベースにリーチする絶好の機会となります。

例えば、他のYouTuberのチャンネルにゲスト出演したり、共同でコンテンツを制作したり、相互にチャンネルをプロモーションすることが考えられます。

これにより、新しい視聴者にアプローチできるだけでなく、視聴者にとっても新鮮なコンテンツを提供することができます。

また、ブランドとのスポンサー契約を通じて収益を増やすことも可能です。ブランドの製品やサービスをあなたの動画内で紹介することで、視聴者に役立つ情報を提供しながら、追加の収益を得ることができます。

ただし、スポンサーコンテンツは必ず明示し、視聴者との信頼関係を損なわないようにすることが重要です。

ヒント4:SEO戦略を活用して視聴回数を増やす

YouTubeでの成功には、動画の視聴回数を増やすためのSEO(検索エンジン最適化)戦略が欠かせません。YouTube SEOは、動画やチャンネルがYouTubeの検索結果で上位に表示されるように最適化することを指します。

まず、動画のタイトルや説明文に適切なキーワードを盛り込むことが重要です。視聴者が検索する可能性が高いキーワードをリサーチし、それを自然に動画のメタデータに組み込みましょう。

また、サムネイル画像も視聴者のクリック率に大きな影響を与えるため、視覚的に目を引くデザインにすることが求められます。

他にも、動画内の字幕やキャプションを追加することで、視聴者にとっての利便性が向上し、検索エンジンにも高く評価されやすくなります。

YouTube SEOツール(例:TubeBuddyVidIQ)を活用して、キーワードの最適化や競合分析を行い、SEOパフォーマンスを高めましょう。

ヒント5:視聴者の好みや行動を理解する

視聴者のニーズや興味を理解し、それに基づいてコンテンツを作成することが、エンゲージメントを高める鍵となります。

YouTubeの分析ツールを使用して、視聴者の年齢層、視聴時間、エンゲージメントの指標を確認し、それらのデータに基づいて戦略を調整することが大切です。

例えば、どの動画が最も人気があるのか、どのセグメントで視聴者が離脱しているのか、コメントや「いいね」の数などを分析することで、視聴者の関心をより深く理解することができます。

このデータに基づいて、今後のコンテンツを計画し、視聴者の期待に応える動画を提供することで、チャンネルの成長を促進することが可能です。

収益を最大化するためには、チャンネルを成長させることが必要不可欠です。チャンネル登録者数を増やすことだけではなく、YouTubeのアルゴリズムに情報を渡したり、動画広告以外の収益を得る手段を増やしたりする必要があります。

YouTubeでチャンネルを成長させるための方法を以下の記事で詳しく説明しているので、良かったらぜひ読んでみてくださいね。

最後に

YouTubeの収益化は、クリエイターにとって大きなチャンスですが、それと同時にYouTubeのガイドラインに従うことも重要です。違反した場合、収益化が停止されるだけでなく、最悪の場合アカウントが停止される可能性もあります。

具体的には、ヘイトスピーチ、暴力的なコンテンツ、著作権侵害などがガイドライン違反とみなされます。特に、他人の著作物(音楽や映像など)を無断で使用しないように気をつける必要があります。

また、YouTubeのアルゴリズムや広告主の方針変更、視聴者のエンゲージメントの変動によって収益が左右されることも覚悟しておきましょう。

収益化の条件を満たし、さまざまな収益化方法を理解し、効果的な戦略を実行することで、YouTubeを通じてクリエイティブなキャリアを成功させることができます。

コンテンツ制作に情熱を持ち、視聴者との信頼関係を築きながら、長期的な成功を目指して取り組みましょう。

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