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YouTubeのジャンルが決まらない!方向性を決めるためのポイントを解説!

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YouTubeを始めようと思った時、どんな動画を作るか企画するところで悩む人は多いです。

・せっかくYouTubeを始めるなら登録者数も視聴数も増やしたい。
・やりたいジャンルが多すぎて絞れない。
・ジャンルの決め方を知りたい。

結論から言うと、「挫折せずに長く続けられて、視聴者の欲を満たすことができるジャンル」を選ぶことが大切です。

YouTubeにはたくさんのジャンルがあります。しかし、ジャンルを間違えてしまうと、思ったように集客できなかったり、動画のネタが尽きてしまったりして、チャンネル閉鎖に向けて一直線に進んでしまう可能性があります。

この記事はこれからYouTubeを始める人に役立つジャンルの方向性を決めるためのポイントを詳しく紹介します。

目次

YouTubeのジャンルとは?

YouTubeのジャンルとは、YouTubeで公開されている動画の分類のことです。YouTubeでは、さまざまなジャンルの動画が公開されており、ユーザーは自分の興味や関心に合わせて動画を探すことができます。

YouTubeのジャンルは、大きく分けて以下の2つに分けられます。

  • カテゴリ
  • タグ

カテゴリは、YouTubeが定めたジャンルの分類です。YouTubeのトップページや検索結果ページでは、カテゴリごとに動画がまとめられています。

タグは、ユーザーが動画に付けるジャンルの分類です。タグは、動画の説明文やタイトルに付けることができます。

YouTubeのジャンルは、動画の検索や視聴に役立ちます。また、YouTubeチャンネルを開設する際にも、ジャンルを設定することで、ユーザーに自分のチャンネルの特徴をアピールすることができます。

YouTubeカテゴリ一覧

YouTubeで動画をアップロードする時に設定できるカテゴリは15種類あります。

  • 映画とアニメ(Film & Animation)
  • 自動車と乗り物(Autos & Vehicles)
  • スポーツ(Sports)
  • 音楽(Music)
  • ペットと動物(Pets & Animals)
  • 旅行とイベント(Travel & Events)
  • ゲーム(Gaming)
  • ブログ(People & Blogs)
  • コメディ(Comedy)
  • エンターテイメント(Entertainment)
  • ニュースと政治(News & Politics)
  • ハウツーとスタイル(Howto & Style)
  • 教育(Education)
  • 科学と技術(Science & Technology)
  • 非営利団体と社会活動

ジャンルを決めるのに迷ったら、15種類のカテゴリから自分が興味のあるカテゴリを1つ選ぶことを検討してみましょう。

YouTubeのジャンルの方向性を決めるためのポイント

YouTubeのジャンルは自分の強みや好きな事を選ぶのが一番です。しかし、選んだジャンルによってはライバルが多かったり、ニッチ過ぎて需要が無いことも考えられます。

まずは狙ったジャンルのリサーチから始めましょう。ポイントは4つです。

①ジャンルの市場規模を確認する
②ジャンルのライバルを確認する
③視聴者の検索意図に沿った動画が作れるか確認する
④長期的に運営できるか確認する

それぞれ深掘りして説明します。

ポイント1 ジャンルの市場規模を確認する

ジャンルの市場規模は「月にどの程度検索されているかどうか」で調べることが可能です。市場規模が大きければ大きいほど、企業やインフルエンサーが参入しているので、今から参入してライバルに勝つのは難しいです。

例えば、「旅行」というジャンルだと市場規模が大きすぎる場合、「旅行、世界遺産」とジャンルを絞っていくことで自分にあった市場規模に調整します。逆にジャンルを絞り過ぎると視聴者からの需要がないので、どんなにすばらしい動画を制作しても、誰も見れくれないという状況になってしまう可能性があります。

YouTubeのジャンルの検索ボリュームを調べるのは以下のような方法があります。

Google キーワードプランナーを使用する

Google キーワードプランナーは、Google 広告のキーワードプランニングツールです。YouTube の検索ボリュームも調べることができます。

Google キーワードプランナーにアクセスし、検索のボリュームと予測のデータを確認するをクリックします。調べたいキーワードを入力し、開始するをクリックします。

YouTube アナリティクスを使用する

YouTube アナリティクスは、YouTube チャンネルの分析ツールです。自分のチャンネルに訪問しているユーザーが、どのようなキーワードで検索して来ているのかを確認することができます。

YouTube アナリティクスにアクセスし、オーディエンス > 視聴者の行動 > 検索 をクリックします。検索キーワードと検索ボリュームを確認することができます。

サードパーティのツールを使用する

Google キーワードプランナーや YouTube アナリティクス以外にも、YouTube の検索ボリュームを調べることができるサードパーティのツールがあります。

Ahrefs、SEMrush、KWFinder など、さまざまなツールが提供されています。

ポイント2 ジャンルのライバルを確認する

実際にYouTubeでジャンルを検索することで、どんなライバルがいるのか確認します。

確認する4つのポイント

・ライバルのチャンネル登録者数
・ライバルの動画再生回数
・ライバルの動画本数
・ライバルの動画更新頻度

選んだジャンルのライバルに有名人や企業が多い場合は、新たに参入しても埋もれてしまう可能性が高いので他のジャンルに変えたほうが良いかもしれません。

選んだジャンルのライバルに個人が多い場合は、複数のライバルの動画再生数や動画本数を確認しましょう。どのライバルの動画再生数も5万回を超えているようなジャンルは視聴者からの需要があると判断できます。

逆に、動画再生数が1,000回未満の動画しかない場合は、視聴者からの需要があまりないのでジャンルを変えたほうが良いです。

また、ライバルの動画本数や動画更新頻度を確認することで、自分が動画をアップロードしなければならない動画本数や動画更新頻度の目安になります。

ポイント3 視聴者の検索意図に沿った動画が作れるか確認する

YouTubeは視聴者の欲を満たす動画の評価が高くなる傾向があります。視聴者にとって役に立ち満足した動画が高評価やチャンネル登録に繋がるのは必然ですよね。

視聴者の欲は「視聴者の検索意図」と言い換えることができます。検索意図とは「あるキーワードに対してユーザーが検索した目的」です。

検索するときのユーザーの行動原理は「Want to 〇〇.(〇〇したい)」であり、Googleの検索システムは視聴者に最も有用な情報を提供することを重視しています。

行動原理は「知りたい」「行きたい」「やりたい」「買いたい」の4つです。

例えば「料理ジャンル」の場合、視聴者の「料理を作りたい」という行動原理に合わせてレシピ動画を制作したり、「調理器具を買いたい」という行動原理に合わせて調理器具のレビュー動画を制作したりすることで、視聴者の欲を満たすことができます。

ポイント4 長期的に運営できるか確認する

選んだジャンルで動画を長期的にアップロードできるか検討しましょう。

  • 仕事や趣味として知識が豊富にある
  • ジャンルに関する事の相談をよく受ける
  • 資格を持っている

自分が得意なことをジャンルに選ぶことで、無理なく続けられることでしょう。

また、得意なものが無いという人もいると思いますが、自分が興味を持っていることをジャンルにすることもおすすめです

なぜなら自分が興味を持って調べたり、練習したりした内容は、同じジャンルに興味を持っている人も同様に知りたい内容だからです。

例えば、全く料理ができない人でも、趣味として料理の勉強をしたり調理器具を揃えたりしますよね。揃えた調理器具のレビュー動画を継続してアップロードしていけば長期的に運営できますし、過去動画をふり返ることで自分の成長を感じることができモチベーションアップに繋がります。

YouTubeジャンル選びの失敗例

次にYouTubeで避けたほうが良いジャンルを紹介します。

失敗例① YouTubeのガイドラインに違反しているジャンル

YouTubeは世界中の人が参加しているため細かくガイドラインが定められています。

・スパムと欺瞞行為
・デリケートなコンテンツ
・暴力的または危険なコンテンツ
・規制品
・誤った情報
・教育、ドキュメンタリー、科学、芸術(EDSA)のコンテンツ

YouTube のコミュニティ ガイドライン

ガイドラインに違反している動画をアップロードした場合、最悪アカウント停止になる可能性があるので注意が必要です。

失敗例② 途中で挫折してしまうジャンル

自分が得意なことや興味を持っていることではなく、ネットで「稼げるジャンル」や「伸びるジャンル」を調べてジャンルを選んでしまうと、途中で挫折してしまう可能性が高いです。なぜなら、既にネットに記載されている情報のため、ライバルが多く動画の再生回数も増えずモチベーションが上がらなくなる可能性が高いからです。

「稼げる」と紹介されているジャンルが自分の得意なことなら問題ありませんが、そうで無い場合は避けたほうが良いジャンルです。

失敗例③ 炎上の可能性のあるジャンル

迷惑系や炎上系の動画を狙っていなくても、炎上する可能性があります。

例えば、過去に「パイロットのフリクションボールをしようしたボールペンの文字を電子レンジに温めると文字が消える」という内容で動画をアップロードしたところ、小学生がマネをしてボヤ騒ぎになったという実例があります。

他にも、屋外での撮影が必須なジャンルの場合は、公園や道路、商業施設での撮影は管理者の許可が必要な場合があるので事前に確認が必要です。知らなかったでは済まない事態になる可能性も高いです。

YouTubeのジャンルを絞る8つのメリット

メリット1 視聴者のターゲットを絞ることができる

ジャンルを決めることで、視聴者のターゲットを絞ることができます。例えば、「ゲーム」というジャンルであれば、ゲームに興味がある人、ゲームをプレイしている人、ゲームに関する情報を求めている人などが視聴者となります。

このように、ジャンルを絞ることで、自分の動画を視聴してくれる可能性の高い人々をターゲットにすることができます。

メリット2 動画の方向性を決めることができる

ジャンルを決めることで、動画の方向性を決めることができます。例えば、「料理」というジャンルであれば、料理レシピ動画や料理の解説動画など、さまざまな動画を投稿することができます。

ジャンルを絞ることで、料理レシピ動画に特化したり、料理の解説動画に特化したりといった、具体的な方向性を決めることができます。

メリット3 動画の制作効率を高めることができる

ジャンルを決めることで、動画の制作効率を高めることができます。例えば、「音楽」というジャンルであれば、楽器の演奏動画や音楽制作の解説動画など、さまざまな動画を投稿することができます。

ジャンルを絞ることで、ピアノの演奏動画に特化したり、音楽制作の解説動画に特化したりといった、特定の分野に特化した動画を制作することで、制作効率を高めることができます。

メリット4 動画の検索順位を上げることができる

ジャンルを決めることで、動画の検索順位を上げることができます。YouTubeでは、動画のジャンルやキーワードをもとにして、視聴者に適した動画を表示する仕組みになっています。そのため、ジャンルを絞ることで、自分の動画が視聴者に見つけられやすくなり、検索順位を上げることができます。

メリット5 収益化の可能性を高めることができる

ジャンルを決めることで、収益化の可能性を高めることができます。YouTubeでは、1,000人以上のチャンネル登録者数と4,000時間以上の再生時間を達成することで、収益化をすることができます。ジャンルを絞ることで、視聴者を増やし、再生時間を伸ばすことができるため、収益化の可能性を高めることができます。

なぜなら、YouTube検索から動画を視聴してくれた人が、他の動画も視聴してくれる可能性があるからです。狙って視聴者の回遊率をあげるためには、同じテーマの動画で再生リストを作成することがおすすめです。

メリット6 ブランディングがしやすくなる

ジャンルを決めることで、YouTuberとしてのブランディングがしやすくなります。ジャンルを絞ることで、自分の得意なことや興味のあることに特化したチャンネルを作ることができます。また、ターゲット層に効果的に動画を届けやすくなります。

メリット7 競合が減る

ジャンルを決めることで、競合が減ります。競合が減ると、動画が視聴されやすくなり、チャンネルの成長につながります。

例えば、「ペット」ジャンルには沢山の競合が存在しますが、「熱帯魚」→「

メリット8 成長をふり返ることができる

統一されたジャンルの動画をアップロードすることで、過去と比べて自分が成長したかどうかをふり返ることができます。例えば、料理レシピの解説ジャンルであれば、より難しい料理に挑戦できるようになっていたり、視聴者に伝わりやすい解説ができるようになっていたりです。

自分の成長を実感できると、動画制作のモチベーションアップにもつながります。

YouTubeのジャンルを絞る3つのデメリット

ジャンルを絞ることでターゲット層が明確になり、動画の質を高めやすくなるなどのメリットもあります。

しかし、デメリットも考慮してジャンルを絞るかどうかを判断することが大切です。

ジャンルを絞りすぎてしまうと、視聴者の選択肢が狭まり、動画の幅が狭まってしまう可能性があります。

また、ジャンルを定期的に見直すことで、時代の変化や自分の興味の変化に合わせて、ジャンルを調整することができます。

YouTubeで成功するためには、ジャンルを絞ることは重要ですが、デメリットも考慮して、慎重に判断することが大切です。

デメリット1 競合が強くなる

ジャンルを絞ることで、競合が強くなる可能性があります。ジャンルが絞られていると、そのジャンルに特化したチャンネルが増えるため、視聴者を獲得するのが難しくなります。

デメリット2 動画の幅が狭まる

ジャンルを絞ることで、動画の幅が狭まります。ジャンルが絞られていると、自分の得意なことや興味のあることだけを動画にすることができず、視聴者を飽きさせてしまう可能性があります。

デメリット3 視聴者の選択肢が狭まる

ジャンルを絞ることで、視聴者の選択肢が狭まります。ジャンルが絞られていると、興味のない動画が配信されてしまい、視聴者が離れてしまう可能性があります。

まとめ

いかがでしたか?YouTubeのジャンルの方向性を決めるポイントの紹介でした。

一番大切なのは「挫折せずに長く続けられて、視聴者の欲を満たすことができるジャンル」です。

YouTubeのジャンルの方向性を決めるためのポイントは4つ。

①ジャンルの市場規模を確認する
②ジャンルのライバルを確認する
③視聴者の検索意図に沿った動画が作れるか確認する
④長期的に運営できるか確認する

YouTubeで避けるべきジャンルの注意点は3つ。

①YouTubeのガイドラインに違反しているジャンル
②途中で挫折してしまうジャンル
③炎上の可能性のあるジャンル

ジャンルに方向性を持たせたり、ジャンルを絞ったりすることで想定されるメリットとデメリットを比較して、是非オリジナリティのある「あなただけのチャンネル」の作成に役立つことを祈ります。

収益化を目的としたYouTubeチャンネルの運営がしたいと思っている人もいますよね。YouTubeで動画広告を得る場合は、ジャンルの選定をよりシビアに検討する必要があります。なぜなら、顕在的な視聴者層の他に、潜在的な視聴者をファンに取り込んでチャンネル登録者数を増やす必要があるからです。

収益化を視野に入れてYouTubeを始めようと思っている人は、次の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ一緒にご覧になって頂ければと思います。

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